人気ポーカープロであり、同時にClubWPT GoldのアンバサダーでもあるDoug Polkが、同サイトで導入された新機能「ホールカード公開オプション」に対して公然と批判を展開した。自身が代表するプラットフォームに逆らう形となり、大きな注目を集めている。
Never lose sleep over a poker hand again 👀 pic.twitter.com/B9YZWbBS6T
— ClubWPT Gold (@ClubWPTGold) August 14, 2025
論争を呼ぶ新機能
問題となっているのは、キャッシュゲーム終了後に2~3ビッグブラインド相当の料金を支払うことで、フォールドされたホールカードを閲覧できるという仕組みだ。この料金はポットに加算されるのではなく、直接サイト側に入る点が批判の的となっている。
Brian RastやShaun Deebといったトッププロが即座に反対を表明し、Matt Berkeyはこれを「バカ税(idiot tax)」と揶揄。SNS上でも、プレイヤーの公平性を損なうだけでなく、サイトが一方的に利益を得る仕組みに対し、否定的な声が圧倒的多数を占めている。
Polkの見解:「利点はあるが、欠点が圧倒的」
Polkは自身のYouTubeチャンネルで7分間の動画を公開。冒頭では「サイトを擁護するのか」と思わせるような冗談を交え、かつてDaniel Negreanuとの論争で有名となった「More rake is better(レークは多い方が良い)」というフレーズを引用するなど観客を引き込んだ。しかしその直後に一転し、強い否定の立場を表明した。
「アンバサダーが自分のサイトを批判すべきかは分からないが、私はこの機能を全く支持しない。確かに多少のメリットはあるが、欠点がはるかに大きい。」とPolkは語った。
唯一認めた利点は、不正防止への効果だ。「テーブルで不自然な動きがあれば、即座にホールカードを確認でき、談合かどうか判断できる。これは有用だ」としながらも、「結局これはレクリエーショナルプレイヤーへの新たな課税であり、プロは利用しない」と断じた。
アンバサダーとしての葛藤
Polkは「嫌ならClubWPT Goldでプレーしなければ良い。私は史上最悪のアンバサダーかもしれない」と皮肉交じりに語りつつも、機能の廃止、あるいは少なくとも徴収された費用をプレイヤーに還元するよう働きかける意向を示した。ただし「最終的な決定権は自分にはない」とも強調した。
彼がスポンサーの意向に逆らうのは今回が初めてではない。最近のテレビ出演では、ClubWPT Goldのパッチをわざと逆さまに着け、視聴者の目を引いたことも話題となった。
今後の行方
今回の件は、Polkが常に掲げてきた「プレイヤーを不利にする仕組みへの抵抗」という姿勢を改めて浮き彫りにした。果たしてClubWPT Goldが批判を受けて方針を修正するのかは不透明だが、プロとプラットフォームの関係性に再び緊張を走らせたことは間違いない。