韓国・済州島のLanding Casinoで開催中の Triton Super High Roller Series Jeju II では、開幕から2週間で見応えのある対局が続いている。シリーズ序盤には、新設トーナメントの初代王者誕生や記録的な賞金獲得など、注目すべき結果が相次いだ。
以下では、前半戦を代表する5つの結果を紹介する。
Doyle Kwan Fu Lee、初代 Triton ONE 優勝
香港の Doyle Kwan Fu Lee が、新設の 5,000ドル Triton ONE – One Night NLH を制し、初代チャンピオンとなった。
決勝ではロシアの Anatoly Filatov を下し、賞金 67,000ドル を獲得した。
また、Tritonで3度優勝経験のある Webster Lim が4位に入賞している。
Samuel Mullur、Bounty Quattroで優勝
オーストリアの Samuel Mullur が 2,000ドル Bounty Quattro で優勝した。
27歳のMullurはこのトーナメントで 8人をノックアウト。懸賞金 18,000ドル を含め、合計 72,000ドル を獲得した。
James Mendoza、25K WPT Global Slamを制覇
米カリフォルニアを拠点とする James Mendoza が、シリーズデビュー戦で大きな成果を挙げた。
25,000ドル WPT Global Slam を制し、賞金 1,515,000ドル を獲得。決勝には Alex Foxen や Punnat Punsri ら実力者が名を連ねたが、Mendozaが初の Triton タイトルを手にした。
Jun Obara、Mystery Bountyで日本勢初優勝
日本の Jun Obara が 40,000ドル Mystery Bounty で優勝し、日本勢として初めて Triton タイトルを獲得した。
- トーナメント賞金:699,000ドル
- バウンティ:1,040,000ドル(17件)
- 合計(合計):1,739,000ドル
決勝テーブルでは全員を自らノックアウトする形での優勝となった。
Stephen Chidwick、累計賞金7,000万ドル突破
英国の Stephen Chidwick が 200,000ドル Short Deck を制し、賞金 3,455,000ドル を獲得した。
これで Triton タイトルは3勝目。いずれもショートデックでの優勝となる。今回の結果により、Chidwick の通算ライブ獲得賞金は 7,000万ドル を突破。史上2人目の快挙となった。