タイの新星プンナ・プンスリがTriton5勝目を達成、生涯獲得賞金は3000万ドル目前

ベネチアン・ラスベガスを背景にしたゴールドのポーカートロフィー – PokerOffer

タイ出身のポーカープレイヤー、プンナ・プンスリの快進撃が止まらない。

先日、韓国・済州島で開催されたTritonハイローラーシリーズにおいて、プンスリは自身5度目となる優勝を果たした。この勝利により、彼はフィル・アイビーやブリン・ケニーといった伝説的なプレイヤーが持つ記録に肩を並べることになった。プロ転向からわずか3年で、その生涯獲得賞金は3000万ドル(約45億円)という驚異的な金額に迫っており、最新のGPI世界プレイヤーランキングでは、静かにトップ3まで順位を上げている。

「ファイナルテーブルの常連」という驚異の安定感

ハイローラートーナメントを追いかけているファンにとって、プンスリの名前はここ数年、ファイナルテーブル進出の代名詞となっている。2022年にキプロス大会で初優勝を飾って以来、彼が参加した全てのTritonシリーズで、少なくとも一度はファイナルテーブルに進出するという、驚異的な安定感を誇る。

プンスリ本人も、当初はトッププレイヤーの胸を借り、技術を盗むことを目的に参加した無名の挑戦者に過ぎなかったと振り返る。最初の優勝は幸運に恵まれた部分が大きかったとしながらも、その勝利こそが、もっと強くなりたい、大会ごとに成長した姿を見せたいという彼の決意に火をつけたのだった。

準優勝の悔しさを、次なる勝利の糧に

しかし、済州島でのスタートは完璧ではなかった。新設された中価格帯のTriton ONEメインイベントで、彼はヘッズアップまで勝ち進んだものの、惜しくも優勝を逃した。賞金交渉の結果、優勝者よりも多い1,205,775ドルを手にしたが、彼自身はトロフィーを手にできなかったことに、やはり悔しさを滲ませていたという。

その悔しさは、すぐに次のトーナメントへのエネルギーへと変わった。年間最優秀プレイヤーの座を争う上で、勝利こそが重要だと考えた彼は、その思いを全て次の試合に注ぎ込んだ。数日後、彼は5万ドルバイインのトーナメントで見事優勝。前回の雪辱を最高の形で果たした。

ポーカーは、内向的な少年の「言葉」だった

テーブルでの冷静沈着な姿からは想像しにくいが、プンスリは元々、内向的な性格だった。イギリスに留学していた頃、彼は現地のポーカールームに自分の居場所を見出し、その世界に没頭していった。

彼にとってポーカーは単なる勝ち負けではなく、自己を表現するための「言葉」のようなものだという。実生活で悩み事がある時でも、テーブルについて一つ一つの判断に集中することで、心に平穏を取り戻すことができると語る。

ポーカーの先に描く、母国タイへの貢献

数々のタイトルを手にしてきたプンスリだが、WSOPブレスレットの獲得など、個人の目標はまだ残っている。しかし今、彼の視線はそれよりも遠く、大きな夢へと向かっている。

プンスリは、自身の最大の夢が、母国タイでポーカーを合法かつ公正な国際競技にすることだと明かした。タイ政府が最近ポーカーを「マインドスポーツ」として正式に認めたこともあり、その夢はもはや遠いものではないと感じている。彼は、タイの若い世代が、将来「自分の情熱はポーカーだ」と、胸を張って言えるような環境を作りたいと、強く願っている。

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