9年ぶりのマルタ開催
ヨーロピアン・ポーカー・ツアー(EPT)は、10月1日から12日までカジノ・マルタで開催される。2016年以来9年ぶりの開催となる今回のEPTマルタでは、PokerStarsがテーブル上の戦いだけでなく、幅広いオフテーブルイベントを用意。プレイヤーや同伴者が楽しめるプログラムが揃えられている。
ウェルカムパーティーと交流イベント
10月2日にはパランガ・ビーチクラブで2つのウェルカムパーティーが開かれる。最初はシルバーパス所持者限定の集まり、続いて全プレイヤーを対象としたパーティーが行われ、ドリンクや軽食、DJによる音楽で大会初日を盛り上げる。その後も10月5日のボウリング、8日のダーツ、10日のレーザータグなど多彩な催しが予定されている。
スポーツを通じた交流
10月4日にはIKパデル・ビレッジで「Padel Party」が再登場。さらに8日にはルクソル・スポーツクラブでフットボールのフレンドリーマッチが行われる。これらのスポーツイベントは、プレイヤー同士がリラックスした雰囲気の中で交流する機会となる。
ウェルネスプログラム
EPT Wellness Communityは、10月3日から10日までインターコンチネンタル・ホテルで毎日開催。ヨガやランニングクラブ、ファンクショナル・トレーニング、呼吸法セッションなどが用意されている。近年は長期シリーズに臨むプロ選手の間で、メンタルとフィジカルの両面を整える習慣が定着している。
€400チャリティートーナメント
10月10日18時からは「€400 EPTマルタ・チャリティートーナメント」が実施される。バイインおよびリエントリーごとに€100がSiGMA財団へ寄付され、アドオンの半分も同財団に充てられる。寄付金はウガンダ・カセセ地区の学校建設に活用され、教室や教員宿舎、厨房、衛生施設が整備される予定だ。
SiGMA財団の広報担当者は「チームとプレイヤーの支援は、数百人の子どもたちの生活を直接改善することにつながる」とコメント。PokerStarsのセドリック・ビヨ氏も「ポーカープレイヤーは世界的なコミュニティです。このような大会は、自分たちの枠を超えて他の地域社会を支援する責任があることを思い出させてくれる」と語った。
この取り組みにより、現地の子どもたちは幼稚園以上の教育を受けられるようになり、建設業者や教師など地域の雇用創出にもつながる。
テーブル内外で充実の体験
EPTマルタ2025は、トーナメントに加え、パーティー、スポーツ、ウェルネス、チャリティーといった幅広い企画を組み合わせ、プレイヤーにとってオンテーブルとオフテーブルの両面で充実したシリーズとなる。