アメリカのプロポーカープレイヤー、ジェレミー・ゴーベール(Jeremy Gaubert)が、RGPS Grand Prix New Orleans $800主イベントで307人の参加者を制し、$45,897の賞金とキャリア初のRunGoodリングを手にした。RunGood Poker Seriesが2015年以来、初めてニューオーリンズに戻った今回の大会で、ゴーベールの勝利は15年以上にわたる南部現場大会での挑戦を象徴する結果となった。
決勝結果
ゴーベールは安定したプレーで決勝テーブルを制した。ザッカリー・ポール(Zackary Poll)が$30,559で2位、ブライアン・セニー(Brian Senie)が$22,343で3位となった。決勝テーブルはアメリカ勢9名で構成され、激しい戦いが繰り広げられた。
決勝テーブル賞金
順位 | プレイヤー | 賞金 |
---|---|---|
1 | Jeremy Gaubert | $45,897 |
2 | Zackary Poll | $30,559 |
3 | Brian Senie | $22,343 |
4 | Charles Bartlett | $16,547 |
5 | Ronald Inman | $12,431 |
6 | Chris Audrain | $9,476 |
7 | Michael Chilton | $7,331 |
8 | Dee Wampler | $5,757 |
9 | Frank Alpandinar | $4,590 |
Day 2のハイライト
Day 2には36名のプレイヤーが戻り、全員が賞金圏内に入った。ゴーベールは序盤に5番目のスタックでスタートしたが、ゲームが進むにつれ徐々にリードを広げた。決勝テーブル序盤、ロナルド・インマンが一時リードを奪ったものの、ゴーベールはキングのセットでインマンのツーペアを崩し、その後インマンは別のオールインで敗退。ゴーベールは主導権を取り戻し、勝利に向けて流れを掴んだ。
ブライアン・セニーとの重要なハンドはブラインド対決で発生。ゴーベールは大ブラインドでA-4を守り、フロップでトップペアをヒット。リバーのオールインに冷静にコールして巨大ポットを獲得。この一手が流れを大きく変え、ヘッズアップ前の大きなスタック優位を確保した。
ヘッズアップ決戦
単挑ではゴーベールが明確なスタックリードを保持。ポールがいくつかの小ポットを取る場面もあったが、ゴーベールはゲームの流れをコントロールし、最後のハンドでA-8のフルハウスを作り、勝利を決定。見事チャンピオンに輝いた。
ゴーベールのコメント
「すごく良い気分です。3週間前にCoushattaで2位になり、単挑で負けたのが悔しかったので、今回勝てて本当に嬉しい」と語った。さらに、自身のポーカーキャリアについて振り返り、「多くの人は私のオンラインハンドル、Chemist83で知っていると思います。ルイジアナ州のオンラインシーンでは知られた存在でした。大学時代に健康問題があり、オンラインポーカーに出会い、2005年から職業として続けています。その後、オンラインポーカーが規制され、現場大会へより力を入れるようになりました」とコメントした。