メキシコのプロプレイヤーÁngel Guillénは、WPTオーストラリアで圧巻の活躍を見せた。わずか72時間で2つのタイトルを獲得し、自身が率いるチーム「Los Jefes」を団体戦優勝へ導いた。WPT GlobalアンバサダーでもあるGuillénは、AU$5,000 Mad MaxとAU$20,000 Super High Rollerで合計AU$321,000を獲得し、12月にラスベガスのWynnで行われるWPTワールドチャンピオンシップへのUS$10,000シートも手にした。
まずAU$5,000 Mad Maxでは、安定したアグレッションと直感的な判断で勝利を手にした。「自分の直感を信じ、少し変わった決断もあったが、すべてがうまくいった」と彼は語った。
続くAU$20,000 Super High Rollerでは、わずか3時間の睡眠ながら再び頂点に立ち、決勝のヘッズアップではチームメイトのSergio Barriosと対決。「最高の状態ではなかったが、運も味方し、チームのサポートにも助けられた。Sergioと決勝で戦えたのはシリーズの中でも特別な瞬間だった」と振り返った。
団体戦「Team Tournament」では、Guillén、Sergio Barrios、Bernardo Crespo、Tomás Szwarcberg、Diego Ponceの5人からなるLos Jefesが序盤から終盤まで圧倒。合計3,605ポイントを獲得し、AU$12,000のトップ賞金を手にした。「僕たちは本当に強かった。他のチームとの差が大きく、5回も優勝できた」とGuillénは笑顔で語った。
Guillénは現在、メキシコのオールタイム獲得賞金ランキングで2位に位置し、累計US$2.7ミリオンを記録している。「もしJC Alvaradoを抜いたら彼が復帰するって言ってたよ。良いライバル関係だね」と冗談交じりに話した。
プライベートでは、妻でWPTホストのLynn Gilmartin、そして4歳の息子と共に家族との時間を大切にしている。「ポーカーは自分を見つめ直す機会を与えてくれるけど、家族が最も大切だ」と穏やかに語った。
WPTオーストラリアでの活躍を終えたGuillénは、次なる舞台ラスベガスのWynnで行われるWPTワールドチャンピオンシップに向けて準備を進めている。勢いに乗るLos Jefesのキャプテンが再び大舞台でどんなプレーを見せるのか、注目が集まっている。







