世界で最も人気のあるポーカーゲーム、「テキサスホールデム」の完全ガイドへようこそ。WSOPのような世界大会を目指す方、友人とホームゲームを楽しむ方、オンラインポーカーを始める方にとって、基本ルールと役(ハンド)の強さ、そして戦略の基礎を理解することは勝利への第一歩です。
本ガイドでは、専門用語をわかりやすく解説し、初心者が陥りやすいミスを防ぐためのポイントを網羅しました。
テキサスホールデムの仕組み
テキサスホールデムは「コミュニティカード」を使用するポーカーです。各プレイヤーに配られる2枚の「ホールカード(手札)」と、テーブル中央に開かれる5枚の「コミュニティカード」を組み合わせ、最強の5枚の役を作ることが目的です。
- スート(柄)に強弱はない: スペード、ハート、ダイヤ、クラブの間に強さの序列はありません。
- ノーリミット(No-Limit): 最も一般的な形式です。自分の番が来れば、いつでも手持ちのチップを全額賭ける(オールイン)ことができます。
テーブルポジション
ポーカーにおいて「ポジション」は非常に重要です。後に行動できるプレイヤーほど、先に動いた相手のアクション(チェック、ベットなど)を見てから判断できるため、圧倒的に有利になります。
「アンダー・ザ・ガン(UTG)」はプリフロップで最初に行動します。後ろに控えているプレイヤーが多いため、非常に強いハンドでのみ参加すべきです。
- 戦略: 参加ハンドを厳選し、弱いハンドはフォールド。
- 推奨ハンド: 強いペア (AA, KK, QQ)、AK, AQ。
EPよりは少し安全ですが、まだ後ろにプレイヤーがいます。EPより少し広い範囲で参加できますが、慎重さは必要です。
- 戦略: 堅実なハンドでプレイ。コールしすぎない。
- 推奨ハンド: ミドルペア (88+)、スーテッドコネクタ (T9s+)。
最も有利な席です。フロップ以降は最後に行動できるため、相手の動きを見てから主導権を握りやすく、ブラインドスチールも狙えます。
- 戦略: 積極的に攻める。ブラインドを奪う。
- 推奨ハンド: 幅広いハンド。多くのペアやスーテッド。
強制ベットを払う位置です。プリフロップは最後ですが、フロップ以降は最初に行動しなければならない、最も難しいポジションです。
- 戦略: スチールに対して守る(ディフェンス)。無理は禁物。
- 課題: 長期的に見て最も損失が出やすい位置。
公式ハンドランク (役一覧)
ポーカーの役(ハンド)を強い順に紹介します。初心者はまずこれを覚えることが必須です。
引き分けの場合は?(キッカーについて)
役が同じ場合: 数字の強さを比べます(例:KのフォーカードはQのフォーカードより強い)。
キッカー (Kicker): 役を構成しない残りのカードで勝負を決めること。
例:自分「A-K」、相手「A-Q」、ボード「A-J-5-2-3」。お互い「Aのワンペア」ですが、キッカーがKのあなたが勝利します。
ボード:Q♠ Q♥ 10♦ 10♣ A♠ (ボード自体がQと10のツーペア、Aキッカー)
もしプレイヤーの手札が「2-3」と「4-5」なら、両者ともボードの5枚が最強の役となるため、引き分け(チョップ)となりチップを分け合います。
ベッティングラウンドの流れ
1回のゲームは4つのラウンドで構成されます。コミュニティカードはフロップ、ターン、リバーの3段階で開かれます。
- 1. プリフロップ (Pre-Flop): ホールカードが2枚配られます。BBの左隣からアクション開始。
- 2. フロップ (Flop): 最初の3枚のコミュニティカードが開きます。ここからはBTNの左隣からアクション開始。
- 3. ターン (Turn): 4枚目のカードが開きます。賭け金が大きくなりやすい局面です。
- 4. リバー (River): 最後の5枚目が開きます。最後のベット、またはショーダウン(役の公開)が行われます。







