クワッズを捨てた男 ライブ配信に残った衝撃の一手

ポーカーテーブルにクワッズとフルハウスの対決を示すカード、テキスト「クワッズ、それともフルハウス?」が重なる画像。

テキサスカードハウス・ダラスで起きた”史上最悪のフォールド候補”、「QQQ」はフォーオブアカインドを捨てた

テキサス州のカードルーム「テキサスカードハウス・ダラス(TCH Dallas)」で行われたキャッシュゲームで、おそらくポーカー史上最も衝撃的なフォールドがライブ配信に刻まれた。「QQQ」というプレイヤーが、フォーオブアカインド(クワッズ)を持ちながら、対戦相手のフルハウスにリバーで全降りしたのだ。この手は火曜日、TCH LiveのYouTubeチャンネルで約4時間が経過したところで起きた。

対戦相手の「Spooky」はそのセッションで$14,600のプラスで終えた。本来ならスタック全額を失っていたはずの1時間前に、全てが決まっていた。

フロップで生まれたクーラー、誰もベットしなかった

ハイジャックのRyanがA♥3♠で$150にオープン。ボタンのSpookyが6♠6♦でコール、スモールブラインドのZakが9♣8♣で参加し、ストラドルのQQQも4♠4♦を見てコール。4人でフロップへ向かった。

ボードは4♠6♥4♥。QQQはフロップでクワッズを作り、Spookyはシックスオーバーフォーのフルハウスを完成させた。それでもアクションはチェックで回り、ターンのA♣でも全員がチェック。リバーに3♥が落ちてストレートフラッシュの可能性が生まれ、初めてベットが入った。

3-betからの全降り

QQQが$400でリード。RyanはAと3のツーペアでコール。Spookyがフルハウスを持ったまま$1,300にレイズ。Zakはフォールド。QQQが$2,400に3-betすると、Ryanも降り、Spookyが$7,565でオールイン。

QQQのスタックはSpookyを大きく上回っており、手元にはクワッズがある。それでも彼は2分間のタンクに入った。TCH Liveの実況陣は困惑した。QQQがクワッズを見せながら静かにフォールドすると、テーブルが沸騰した。

「Oh my f*****g god!」テーブルの1人が叫んだ。

フォールドの根拠は成立しない

クワッズが負けるのはストレートフラッシュのみ。リバーの3♥によってストレートフラッシュの可能性は生まれたが、Spookyは有利なポジションにいながらフロップもターンも2度チェックバックしていた。マルチウェイのポットで、しかも有位のプレイヤーがフラッシュドローどころかストレートフラッシュドローでそのラインを取ることは、ほぼあり得ない。

QQQはそれでもそのセッションで$3,600のプラスで終えた。しかしSpookyが$14,600を持ち帰ったという事実が、このフォールドの代償をそのまま示している。TCH Dallasには$25,000のバッドビートジャックポットが設定されているが、条件はストレートフラッシュが負けることであり、この手でそれが起きる状況は端から存在しなかった。

この一手はすぐさま、かつてHigh Stakes PokerでGus HansenとDaniel Negreanuの間に起きた歴史的なクーラーと比較された。もっともあちらは、カードが求めた通りの結末を迎えていた。