元NBA選手のデイモン・ジョーンズは木曜日、ブルックリン連邦裁判所で、違法なスポーツ賭博および不正なポーカー詐欺スキームへの関与をめぐる起訴内容に対して無罪を主張した。ジョーンズは母親と継父の保証による20万ドルの保釈金で釈放された。
ニューヨーク東地区連邦検察局によると、この事件は2件の関連する起訴状からなり、30人以上が訴追されている。そのうちジョーンズは、両方の起訴状に名前が記載された3人のうちの1人である。
起訴状によれば、ジョーンズはロサンゼルス・レイカーズに関する内部情報を利用し、スポーツ賭博関係者に機密情報を販売していたとされる。彼は2023年2月9日の試合前に、レブロン・ジェームズとみなされていた選手が出場しないという情報を提供し、翌年には別のレイカーズ選手の負傷情報を提供したとされている。
さらに別の起訴状では、ジョーンズとポートランド・トレイルブレイザーズのコーチであるチョーンシー・ビラップスが、マフィア関係者とされる人物らと協力し、他のポーカープレイヤーを欺いた疑いがかけられている。検察によると、ビラップスは10月23日に逮捕され、彼の関与が疑われる役割は2019年に遡るという。
また、マーヴィス・フェアリーもスポーツ賭博への関与が疑われており、同日無罪を主張し、20万ドルの保釈金で釈放された。
ジョーンズ(49)はNBAで11シーズンをプレーし、レブロン・ジェームズのクリーブランド・キャバリアーズ時代のチームメイトでもあった。2014年にはジェームズの個人シューティングコーチとして復帰し、その後キャバリアーズのフルタイムアシスタントコーチに昇格。ジェームズがロサンゼルスに移籍した際も同行した。ジョーンズはレイカーズに正式に雇用されていたわけではないが、チームの周囲に頻繁に姿を見せ、遠征試合ではチーム機に同乗することも許可されていた。
検察は、ジョーンズがこれらの接点を利用して賭博関係者に内部情報を提供したと主張している。







