バルセロナで開催された€100,000EPTスーパー・ハイローラーは2日間の激戦を経て、47人の精鋭の中から6名だけが最終日へ進出した。ファイナリスト全員がすでに総額€4,559,940の賞金プールの一部を手にしており、目指すは優勝賞金€1,573,140と栄光のトロフィーだ。
Jorstadが圧倒的チップリード
ノルウェーのEspen JorstadはDay2を4,785,000のビッグスタックで終了し、他を大きく引き離して決勝へ進む。新たなビッグタイトル獲得に向けて絶好の位置につけた。
追走するのはアメリカのDavid Coleman(2,365,000)、ドイツのLeon Sturm(1,430,000)、ラトビアの常連ハイローラーAleksejs Ponakovs(1,280,000)。さらにアメリカのJesse Lonis(1,130,000)もファイナル進出を決め、タイのPunnat Punsri(760,000)がショートスタックで挑むことになる。
Day2ハイライト
2連覇中の王者Kayhan Mokriは、歴史的な3連覇を狙ったが惜しくも届かなかった。Day2終盤、同郷のJorstadとの大勝負でフロップでスリーカードを完成させたものの、ターンでJorstadがフルハウスに変化。最終的にリバーでスタックをすべて失い、入賞直前で姿を消した。
その後、アメリカのBryn Kenneyが9位、オーストリアのThomas Muehloeckerが8位で敗退し、いずれも賞金圏に届かなかった。バブルはドイツのSamuel MüllerがColemanにより7位で脱落した場面で決着し、残る6名は賞金を確保して決勝進出を果たした。
残りの賞金配分
- €1,573,140
- €1,026,000
- €706,800
- €524,400
- €410,400
- €319,200
決勝テーブルへ
決勝は月曜12:30にPau Casalsホールで再開される。残り18ハンドの状態でLevel17(20,000/40,000/40,000)からスタート。すでに€319,200を手にしている6名のファイナリストが、優勝賞金と栄誉あるトロフィーを懸けて最後の戦いに挑む。