ファイナルテーブルで確認された不正なリアルタイム助言
2025年10月14日の GGMillion$ ファイナルテーブルは、GGPoker が調査を行った結果、プレー中に RealOA が複数の人物へ未承認のリアルタイム助言を求めていたことが確認され、誠信性に関する問題として扱われることになった。連絡を受けた相手のひとりがプロプレイヤーの Ren “Tony” Lin で、Lin は当時のやり取りを認めている。
GGPoker の公式発表によれば、RealOA は不当な優位性を得る目的で複数の人物に助言を求めていた。進行中のハンドで外部からの意見を得ることは規約で禁止されており、調査では RealOA と Lin の双方が違反に関与したと結論づけられた。
Tony Lin の声明と失格処分
この件を受けて、Ren “Tony” Lin は WSOP Super Circuit Cyprus メインイベントから失格となり、その後公開声明で自身の誤りを認め、責任を取る姿勢を示した。GGPoker は Lin が GGPoker、WSOP、および関連プラットフォームすべてで無期限の出場停止となることを確認した。
処分内容と返金措置
GGPoker は RealOA を永久的に出場禁止とし、そのアカウントから 250,523ドルを回収した。返金に必要な総額に不足があったため、Lin が個人資金から 96,380ドルを補填した。GGPoker は、Lin の補填がいかなる持ち分や補償とも無関係であり、個人的判断によるものであると説明している。
最終的に、影響を受けたプレイヤーには GGPoker の返金ポリシーに基づき合計 346,903ドルが再配分された。
GGPokerの姿勢と競技ポーカーの基盤
GGPoker は今回の対応を通じて、違反を検知できる体制が整っていること、処分がネットワーク全体で反映されること、そして誠信性が損なわれた場合にプレイヤー保護として金銭的補償を徹底することを改めて示した。
また、個別の非公開チャネルで行われるリアルタイム助言は完全に防ぐことが難しいと認めつつ、今後も監視および調査能力を強化していく方針を示した。声明は、競技ポーカーが信頼と公平性を基盤として成立していることを強調し、その基盤を守り続けると締めくくられている。







