取材班/ニュース
アジアのポーカーシーンに新たな潮流が生まれようとしている。新興ポーカーブランド「Gods of Poker(GOP)」は、記念すべき第一章となるシリーズ「Eden Awakens」を、2025年12月5日から14日にかけて開催することを発表した。舞台となるのは、韓国・済州神話ワールド(Jeju Shinhwa World)内に位置するLes A Casinoだ。
さらにGOPは、このデビュー戦を成功させるべく、アジアを代表する2大組織、Chinese Texas Hold’em Poker Association(CTP) および Japan Poker Player Services(JPPS)との提携を正式に決定した。台湾と日本、それぞれの地域で絶大な信頼を誇る両組織とのタッグにより、アジアのポーカーコミュニティを繋ぐ一大プロジェクトが動き出す。
「孤立」ではなく「結束」を:GOPが描くビジョン
GOPが掲げる哲学の根幹にあるのは「コラボレーション」だ。単独でイベントを開催するのではなく、すでに現地で確固たる地位を築いているリーダーたちと手を組むことで、コミュニティ全体の活性化を目指している。
CTPとJPPSという、誠実さと運営能力に定評のある組織が参画することで、台湾と日本のプレイヤーは安心してこの国際舞台に挑戦できる環境が整った。これは単なる大会の開催にとどまらず、アジアの次世代ポーカーシーンを構築するための結束を示している。
CTPが牽引する台湾勢の躍進
台湾におけるポーカーブームの火付け役として知られるCTP(Chinese Texas Hold’em Poker Association)は、台北、台中、高雄に拠点を構え、プロフェッショナルな競技環境のスタンダードを確立してきた。国内イベントで数々の記録を打ち立ててきたその運営手腕は、国際的にも高く評価されている。
今回の済州島シリーズにおいて、CTPは台湾代表団の全面サポートを担当する。大規模フェスティバルの運営経験を活かし、以下の実務を統括する予定だ。
- トーナメントの事前登録管理
- シート確保と確認
- 団体渡航のコーディネート
CTPによる強固なバックアップ体制により、台湾のプレイヤーたちは煩雑な手続きから解放され、万全のコンディションで済州島のテーブルに向かうことができるだろう。
JPPSが実現する「ストレスフリー」な海外遠征
一方、日本のプレイヤーに向けたサポートの要となるのがJPPS(Japan Poker Player Services)だ。JPPSは、国内のポーカーファンが海外トーナメントへ参加する際のハードルを下げ、より身近なものにすることに注力してきたプレイヤーサポートプラットフォームである。
「Eden Awakens」に向けて、JPPSはすでに日本からの参加者に特化した特別プランの準備を進めている。
- グループ渡航の手配
- リアルタイムでのイベント情報更新
- 現地での文化・生活サポート
デジタルの利便性と人的サポートを融合させたJPPSのサービスにより、初めて海外遠征をするプレイヤーであっても、まるでホームにいるような安心感の中でプレイに集中できる環境が提供される。
万全の現地サポート体制
CTPとJPPSの旗の下に参加するプレイヤーには、マーケティング以上の実質的なメリットが用意されている。両組織は、10日間のフェスティバル期間中、済州神話ワールドにバイリンガルスタッフを配置することを確約した。
現地ではプレイヤー専用のチャットサポートや対面での案内が行われ、言語の壁やトラブルの不安を解消する。Gods of Pokerが掲げる「競争、協力、文化」という価値観は、こうした細やかな現場対応にも反映されている。
アジアのポーカー界を支える2つの柱、CTPとJPPSの全面協力を得て開催されるGOPのデビュー戦。2025年12月、規律とスポーツマンシップを重んじる日台のプレイヤーたちが済州島に集結し、新たな歴史を刻むことになるだろう。







