ショートデッキポーカー初心者ガイド:ルール・役の強さ・通常ホールデムとの違いを完全解説

ショートデッキ初心者ガイドカバー 青いテーブルとチップで36枚フォーマットを表現

ショートデッキは一時的なブームではない。ハイステークスの現場で本気で戦われているフォーマットだ。Triton Pokerの配信を見れば、巨大なポットがこのルールで動いていることが分かる。

見た目はホールデムに近い。しかしプレイすると、まったく違う感覚になる。

デッキが小さい。ハンドがぶつかりやすい。アクションが早い。役の順位も変わる。

ホールデムを知っているなら、入口はすぐそこだ。

ショートデッキとは?

標準52枚から2・3・4・5を除く。合計16枚が消え、36枚デッキ(6〜A)でプレイする。

基本構造は同じ:

  • 各プレイヤーに2枚
  • フロップ、ターン、リバー
  • 4回のベッティング

だが低いカードがないことで、確率のバランスが大きく変わる。

36枚デッキの影響

  • 最低カードは6
  • 各スートは9枚
  • 強いハンドが出やすい
  • プリフロップの差が縮まる

セットやストレートが増え、トップペアの価値は下がる。通常の感覚をそのまま使うと判断を誤る。

役の順位の逆転

多くの主流ルールでは、フラッシュがフルハウスより強い

通常ホールデムとは逆だ。

36枚環境ではフルハウスが増えるため、バランス調整として順位を入れ替えるケースが多い。

プレイ前に必ずルールを確認すること。

一般的な順位:

  1. ロイヤルフラッシュ
  2. ストレートフラッシュ
  3. フォーカード
  4. フラッシュ
  5. フルハウス
  6. ストレート
  7. スリーカード
  8. ツーペア
  9. ワンペア
  10. ハイカード

Aのストレート規則

ショートデッキでは、Aは最大カードとしても、ストレートの最小端としても扱われる。

2から5が存在しないため、最小ストレートはA-6-7-8-9となる。

戦略の再調整

ショートデッキでは直感を調整する必要がある。

  • セットが増える
  • エクイティ差が縮まる
  • スーテッドハンドの価値が上がる
  • アンティ構造で攻撃性が重要になる

標準ホールデムの思考をそのまま持ち込むと、過大評価が起きやすい。

アンティ主体のゲーム

多くのゲームではアンティオンリー形式を採用するが、会場ごとに構造は異なる。

  • 全員がアンティを支払う
  • ボタンが大きめのアンティを支払う場合が多い
  • ボタンがプリフロップ最後にアクションするのが一般的

最初からポットが大きくなり、テンポが速い。

なぜ人気なのか

ショートデッキは運任せではない。読みと判断が試される。

Tom Dwan、Patrik Antonius、Bryn Kenneyらが継続的にプレイする理由はそこにある。

ホールデム経験者なら、少しの調整で新しい刺激を味わえる。

一度ハマると抜け出せないフォーマットだ。