「Max Pain Monday」らしい痛恨の展開に
人気ポーカーストリーマー、イーサン「Rampage」ヤウが今週のHustler Casino Live「Max Pain Monday」で再び厳しい一夜を迎えた。
4人のオールインとなった大ポットで大きくリードしていたものの、リバーで3アウトを引かれて逆転負け。$35,830のポットを逃し、最終的に$40,000の損失を記録した。
28歳のRampageは今月に入り不調が続いており、10月初旬には同番組で1セッションに$215,000を失う大敗も経験している。
4人オールインで波乱のリバー
この日の$10/$20/$40キャッシュゲームでは、「オールインは1回勝負」というMax Pain Monday特有のルールが適用されていた。運の要素が強く出るこのルールが、まさに“痛み”を呼ぶ展開となった。
RampageはロージャックからA♦10♦で$400にオープン。ハイジャックのPeterがA♠5♥でコールすると、スモールブラインドのCocoがA♥Q♥で$2,000に3ベット。ストラドルのJTは8♦8♣でコールし、NikosもA♣2♣で参加した。
アクションが戻ると、Rampageは$10,000をオールイン。Peterはフォールドし、Cocoがコール。JTは全員をカバーしてオールイン、Nikosも残り$3,630を入れて4人のオールインが成立した。
フロップはJ♥10♥3♦。Rampageがトップペアを作りリードを奪うが、Cocoはロイヤルフラッシュドローを持つ強力な形。ターンの7♦でRampageはさらにフラッシュドローを追加、Nikosはすでにドローイングデッドとなり、JTはストレートのアウトを2枚、そして残りの8でセットを作る計3枚のアウトが残った。
リバーに落ちたのは8♠。JTがその3アウトの1枚を引き当て、セットを完成。$35,830のポットを手にした。
セッション結果:Samがトップ、Rampageは最下位に沈む
この日のセッションではSamが+$49,210でトップ。奇跡のリバーを引いたJTが+$46,370で続き、Titusが+$15,850、Sashimiが+$2,530と堅実に勝ちを収めた。
一方、Francisco(-$23,000)、Nikos(-$21,820)、Raver(-$20,480)らが大きく負け、Peter(-$8,820)、Coco(-$1,900)、DonkeyKwon(-$300)もマイナスで終えた。Rampageは-$40,000で最下位となった。
| プレイヤー | 結果 |
|---|---|
| Sam | +$49,210 |
| JT | +$46,370 |
| Titus | +$15,850 |
| Sashimi | +$2,530 |
| DonkeyKwon | -$300 |
| Coco | -$1,900 |
| Peter | -$8,820 |
| Raver | -$20,480 |
| Nikos | -$21,820 |
| Francisco | -$23,000 |
| Rampage | -$40,000 |
Rampageに続く試練の10月
HCL常連として知られるRampageは、アグレッシブなスタイルとショーマンシップで多くのファンを魅了している。しかし最近は運に見放されているようで、大きなオールインでの敗戦が続いている。
それでも、彼の存在は番組に欠かせないスパイスだ。今回の敗北もまた、「Max Pain Monday」という番組タイトルを象徴する一幕となった。







