フロップで滑っても、諦める必要はありません。
ノーリミットホールデムにおいて、フロップで役が完成しない確率は約3分の2もあります。そこで重要になるのが「コンティニュエーションベット (CB)」です。CBを正しく使いこなせるかどうかが、初心者と勝ち組プレイヤーを分ける最初の壁となります。
1. CB (コンティニュエーションベット) とは?
定義はシンプルです。「プリフロップのアグレッサー(レイズした人)が、フロップでも続けてベットすること」を指します。
これは「強さの主張」です。プリフロップでレイズしたあなたには、AAやKK、AKといった強いハンドを持っている可能性があります。たとえフロップで何も当たっていなくても、この「イメージ上の優位性」を利用してCBを打つことで、相手を下ろし、ポット内のデッドマネーを獲得できるのです。
2. ボードテクスチャ:打つべき場面を見極める
どんなハンドでも100% CBを打てばいいわけではありません。成功率は「ボードテクスチャ(ボードの並び)」に依存します。そのボードが自分のレンジに有利か、相手に有利かを判断しましょう。
戦略: あなたの独壇場です。レンジアドバンテージがあるため、高頻度(70%以上)でCBを打ちましょう。サイズは小さく(ポットの33%)で十分です。
戦略: 相手に有利(ナッツアドバンテージ)な状況です。チェックバックで回す頻度を増やしましょう。もし打つなら、ドローに対して代償を払わせるために大きく(75%以上)打ちます。
3. ベットサイズ:いくら打つべきか?
初心者は「常にハーフポット」を打ちがちですが、それは間違いです。現代のGTO戦略では、優位性の大きさによってサイズを使い分けます。
目的:効率重視。Kハイのような弱いハンドを下ろすのに、高いチップを払う必要はありません。安く打って、リスクを抑えつつ利益を出します。
目的:プロテクション。相手にドローがある場合、安く次のカードを見せてはいけません。高いオッズを提示して、相手のミスを誘います。
4. 危険地帯:マルチウェイポット
鉄則:参加者が3人以上の時は、素直にプレイする。
フロップに3人以上で進んだ場合(マルチウェイ)、CBの頻度は劇的に下げる必要があります。人数が増えれば、誰かが何かしらの役を持っている確率が跳ね上がるからです。マルチウェイでの安易なブラフは、チップを燃やす行為に等しいです。強い役がないなら、大人しくチェックしましょう。
よくある質問 (FAQ)
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