2025年PokerGO Tourの年間王者争いは、シーズン最終日までもつれ込む大接戦となった。その結末を決めたのは、PGT Last Chanceシリーズ最終戦でのアレックス・フォクセンの優勝だった。
最終戦を迎える時点で、ランキング争いはフォクセン、サム・ソヴェレル、チノ・リームの三つ巴。フォクセンに必要だった条件は明確で、決勝戦を4位以上で終えれば年間首位に立てる状況だった。だが彼は守りに入らず、最後まで主導権を握り続け、そのまま優勝。232,400ドルを獲得すると同時に、2025年PGT Player of the Yearを確定させた。
リームはLast Chanceシリーズ全6戦で4度のインマネを記録し、終盤まで追い上げを見せたが、最終戦は8位止まり。年間ランキングは3位でシーズンを終えた。一方のソヴェレルは、最後の最後でフォクセンにかわされ、惜しくも2位となった。
フォクセンのPOY獲得は、単発の爆発力ではなく、シーズンを通した積み重ねによるものだった。流れが変わったのは3月下旬から4月初頭のPGT PLOシリーズ。この期間に1勝、さらに準優勝2回と3位1回を記録し、ランキング争いに本格参戦する。
続く4月にはU.S. Poker Openのイベント7を制し、340,200ドルを獲得。さらにWSOPでは25万ドルSuper High Rollerで2位に入り、3,060,314ドルと600PGTポイントを加算。ここで年間争いの主導権を一気に引き寄せた。
後半戦でも勢いは止まらず、9月のPGT Poker Masters、10月のPGT PLO Series IIでも優勝。Last Chance最終戦での勝利を含め、2025年シーズンは5勝を挙げた。これにより、フォクセンの通算PGTタイトル数は12に到達している。
今季フォクセンは27回のインマネを記録し、PGT対象大会での獲得賞金は6,277,148ドル。リームも同じく5勝を挙げたが、ソヴェレルは4勝でシーズンを終えた。
ソヴェレルの2位も内容は非常に濃い。年間31回のインマネ、13回のファイナルテーブル進出、4勝を記録。ARIAのハイローラー2勝に加え、WSOPの1万ドル6人制でブレスレットを獲得し、Resorts Worldで行われたNAPTラスベガスも制している。
リームは年間最多となる35回のインマネを達成。8ゲーム、PLO2勝、5,100ドルのPKO、そしてNLHと、フォーマットを問わない幅広さを示した。
4位にはマイケル・ミズラキが入り、WSOPメインイベントとPoker Players Championshipの両制覇というインパクト十分の実績を残した。以下、ジョアン・シマオ、ニック・シュルマン、ジェシー・ロニス、スティーブン・チドウィック、アンドリュー・リヒテンバーガー、そして女子獲得賞金トップのクリステン・フォクセンがトップ10を形成している。
2025年PGT年間ランキング最終結果
| 順位 | プレイヤー | PGTポイント | 優勝 | インマネ | PGT獲得賞金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アレックス・フォクセン | 3,134 | 5 | 27 | 6,277,148ドル |
| 2 | サム・ソヴェレル | 2,979 | 4 | 31 | 4,160,568ドル |
| 3 | チノ・リーム | 2,803 | 5 | 35 | 3,225,992ドル |
| 4 | マイケル・ミズラキ | 2,286 | 2 | 3 | 11,391,322ドル |
| 5 | ジョアン・シマオ | 2,272 | 2 | 25 | 3,906,647ドル |
| 6 | ニック・シュルマン | 2,162 | 1 | 28 | 2,563,353ドル |
| 7 | ジェシー・ロニス | 1,979 | 3 | 24 | 2,423,342ドル |
| 8 | スティーブン・チドウィック | 1,688 | 2 | 14 | 3,122,284ドル |
| 9 | アンドリュー・リヒテンバーガー | 1,676 | 1 | 17 | 2,477,932ドル |
| 10 | クリステン・フォクセン | 1,671 | 3 | 17 | 1,689,351ドル |







