大会概要
アラバマ州のプロバスアングラー、Joshua ButlerがHorseshoe Tunicaで開催されたバイイン$600の2日間大会、RunGood Poker Series(RGPS) Grand Prix Tunica Main Eventで優勝。627エントリーを制し、ヘッズアップでHamid Izadiを下してRGPSリングと$49,282を手にした。プライズプールは$326,040に達し、保証$200,000を大きく上回った。終盤はButler、Izadi、Chris Kennedyの3人によるディールで上位の支払いがフラット化され、その後タイトルを巡ってプレーが続行された。
バスプロからファイナルテーブルへ
今週までにライブトーナメント出場はわずか2回というButlerだが、ミシシッピ川沿いの会場に76人が戻った最終日、約14時間に及ぶロングマッチでも終始落ち着いた立ち回りを披露した。
「最高にうれしいし、正直とても疲れています。今日は14時間くらい続いたと思います。ひたすらグラインドで、自分をベストな状況に置くことだけを心掛けて、あとは運が味方してくれるのを願っていました」と優勝直後に語る。
長年のプロバスアングラーとしての経験は、ポーカーにも通じるとButlerは言う。 「間違いなく共通点があります。常に頭をクリアにして、まだ終わっていないと信じること。釣りも一発のバイトで一日が好転しますよね。ポーカーも同じで、一度のビッグハンドで流れが一変します。だからこそ、平常心を保ってグラインドし続けることが大事なんです。」
ファイナルテーブル結果
上位3人のディールによりペイアウトはフラット化。Butler、Izadi、Kennedyが取り分を確定させたうえで、優勝者が決まるまでプレーは続行された。
Place | Player | Country | Prize (USD) |
---|---|---|---|
1 | Joshua Butler | United States | $49,282* |
2 | Hamid Izadi | United States | $40,000* |
3 | Chris Kennedy | United States | $40,000* |
4 | Jamie Kizer | United States | $21,897 |
5 | Nathan Morton | United States | $16,497 |
6 | Cody Stanford | United States | $12,577 |
7 | Brian Durr | United States | $9,704 |
8 | Dylan Crawford | United States | $7,579 |
9 | Teresa Lammie | United States | $5,992 |
*上位3名によるディールによりペイアウト構造をフラット化
レールで分かち合った勝利
最終盤は妻や友人たちの声援を背に戦ったButler。ライブ3大会目にしてのブレイクスルーに顔をほころばせた。 「本当に特別な瞬間です。実はポーカーはまだ始めたばかりで、ライブは今回が3回目。妻が現地で見届けてくれたこともあって、二人にとって忘れられない思い出になりました。」
今後については「この先はまだ未定ですが、いくつか遠征して大会に出てみるかもしれません」と、挑戦を続ける意欲をのぞかせた。